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夢の理論 (プロセス指向心理学より)

ユング心理学をさらに発展させたものとして、プロセス指向心理学が
あります。
アーノルド・ミンデルが創始者です。
ユング心理学もプロセス指向心理学も、夢をたいへん大切なものと
考えています。
プロセス指向心理学では夢をどう考えているか、
A・ミンデルの著書より引用して、以下にご紹介しておきたいと思います。

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現実(リアリティ)のさまざまなレベル

現実(リアリティ)のさまざまなレベル
1 領域Ⅰ ドリーミング (エッセンス)
2 領域Ⅱ ドリームランド (夢の空間)
3 領域Ⅲ 合意的現実

ほとんどのドリームワークが夢の内容を領域Ⅱで理解し、それを日常
的現実すなわち領域Ⅲと関係づけようと奮闘しているのに対し、<24時
間の明晰夢>はもっぱらセンシェントな領域Ⅰ、すなわち現実の根源の
レヴェルに焦点を合わせている。

A・ミンデル著「24時間の明晰夢」より引用

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1 領域Ⅰ ドリーミング (エッセンス)

このレヴェルで認識されるのは深層の経験、すなわち、意味のある
イメージ、音、感覚としてまだ表現されていない、普段は無視される
ような微細な感覚や雰囲気である。
そうした無視される、すなわち周縁化される感覚とは、センシェント
ーすなわち前言語的ーな雰囲気や感覚である。

A・ミンデル著「24時間の明晰夢」より引用

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2 領域Ⅱ ドリームランド (夢の空間)

ドリームランドで認識されるのは、覚醒時と睡眠時における夢、空想、
人物、物などである。
日常的な言葉でほとんど捉えることができないドリーミングの体験に
比較すると、そうした体験は言葉で説明することが容易である。

A・ミンデル著「24時間の明晰夢」より引用

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3 領域Ⅲ 合意的現実

日常的現実では通常の注意力によって自分と他者、物、思考などを
観察し、その観察した結果は他者と共有することができる。
日常的現実は「時間」と「空間」に基づいて描写することができる。
それに対してドリーミングやドリームランドの時空は日常的現実のそれ
とは大きく異なっている。

A・ミンデル著「24時間の明晰夢」より引用

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相互作用する諸現実

相互作用する諸現実
1 日常生活は合意的現実である
2 夢が合意的現実をパターン化する
3 ドリーミングは夢の源である
4 プロセスは意識の第四のレベルであり、他の三つのレベルを含ん
でいる

A・ミンデル著「プロセス指向のドリームワーク」より引用

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1 日常生活は合意的現実である

日常生活は合意的現実である。
日常生活では、一般的な同意として、私たちはアイデンティティを持ち、
特定の時間および特定の場所に存在する。
私たちは物質の法則に従っている。
私たちは友人、家族、社会状況、夢、ビジネス、世界の問題などに焦点
を当てながら、日常生活を生きている。
私たちは何らかの人種、民族伝統、宗教などに自分自身を同一化しな
ければならない。
私たちは特定の年齢であり、特定の健康と体力を持っている。
私たちは身体や物質的な所有物のことを心配し、古典物理学の法則の
中で活動している。
これまでそうした法則は、光の速度よりも速いものはなく、自然の目に
見えない部分は測定できるものよりも重要ではないと決め付けていた。

A・ミンデル著「プロセス指向のドリームワーク」より引用

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2 夢が合意的現実をパターン化する

夢が合意的現実をパターン化する。
ユングらは、私たちの夢が人生の大きなパターンを予言していることを
示した。
もしあなたが子どもとして空を飛ぶ夢を見るならば、可能性としては、
スピリチュアルな事柄に基づいた人生を選択し、日常的現実に取り組
むことに困難を抱えるかもしれない。
夢は昼夜を問わず身体症状や空想などの出来事に現れる。
それは、最初は意味がないように思われるだろう。
なぜなら、内容が断片的で、未完了で、意図的なものではないからだ。
夢は、驚くべき体験であると共に、私たちを不快にする。
それに焦点を当てることは、あまりに途方もないように思えることもある。
それにもかかわらず、私たちはしばしば夢を思い出す。
詳しく見てみると、そうした夢が日常生活における無意識的な、あるいは
何気ない体験のすべてをパターン化していることがわかる。

A・ミンデル著「プロセス指向のドリームワーク」より引用

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3 ドリーミングは夢の源である

ドリーミングは夢の源である。
注意力を鍛えるなら、私たちは知覚の最も微細な側面にドリーミングが
息づいていることに気づけるようになる。
そのエッセンスは、容易に見たり言語化したりすることはできない。
私たちは、想像したり行動したりするための傾向あるいは霊感(インス
ピレーション)としてドリーミング・プロセスを体験する。
私たちは自分が何かを想像していると考える。
しかし、想像するための霊感は、私たちにはほとんどコントロールでき
ないドリーミングからやって来るのである。
私たちは自分が考えたり、自分の足で歩いたりしていると考える。
しかし、考えたり、歩いたりすることの背後にある衝動は、合理的な心
にとっては不可解な神秘として残る体験である。
私たちは「夢の創造主」の衝動のチャンネルなのだ。
私たちの視点、すなわち日常的自己あるいは「小さな自己」の視点から
すれば、世界と自分との間のシグナルは、世界か自分に帰することが
できる。
しかしながら、「夢の創造主」の心の視点からすれば、私たちが知覚す
るのではなく、知覚が私たちに生起するのである。
ドリーミングでは、観察者と観察される対象の間に識別できる分離はな
い。
私たちが観察するのではなく、観察が私たちの周囲にあるすべてと私た
ちの間の量子的な相互作用に基づいているのだ。
ドリーミングは個人的なアイデンティティや自我を超えた一種の知の質
(クオリティ)と言える。

A・ミンデル著「プロセス指向のドリームワーク」より引用

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4 プロセスは意識の第四のレベルであり、他の三つのレベルを

プロセスは意識の第四のレベルであり、他の三つのレベルを含んでい
る。
自覚のプロセスは四次元的活動である。
自覚のプロセスは、ドリーミング、夢、合意的現実を認識するとともに、
その一部になることができるが、しかし、そういった諸領域のいずれか
らも独立している。
自覚のプロセスは他の三つのレベルに出たり入ったりする。
体験を認識する能力は、他の三つのレベルの一部であるときもあれば、
分離しているときもある。
そうした三つの世界はすべて経験的なものである。
すなわち、それらは経験している人にとってはリアルなのだ。
これは、他のレベルを含む自覚のプロセスもリアルであることを示して
いる。
しかし、この第四の領域は他のレベルに注意を払う。

A・ミンデル著「プロセス指向のドリームワーク」より引用

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